イタリア旅行で遭遇した詐欺の手口No.1
実際にあった詐欺の手口と回避の方法をお伝えします。
ローマのテルミニ駅
イタリアと聞くと、「スリが多い」と言う声が多く聞きます。
もちろん、スリにはかなり気をつけた方が良いです。
私も、バックにお財布に、相当気をつけた結果、スリには遭わずにすみました。
しかし、スリと見えなくても、思わずある手口で
日本人観光客にすり寄ってくる人はいたので、
イタリア旅行に行くみなさんには注意していただきたいと思って、
その手口と回避した方法を公開します。
バラの花をさりげなく渡して来る
スリにかなり気をつけてスペイン広場を訪れた私。
人が多くいる場所では特に携帯品に注意です。
フランス(パリ)では実際にスリ被害に遭いそうになったので、
ローマでもかなり気をつけていました。
しかし、ここスペイン広場では少し気もゆるんでしまったのかもしれません。
素敵な景色に心を奪われていると、階段を上りきって、
いざ、下に降りようとした時にある人にイタリア語で声をかけられました。
「バラをどうぞ」
「えっ?」
バラをとっさに渡されたので、思わず手を出してしまいました。
そして、
「こんな天気の良い日にバラを持って、その彼女にプレゼントしたら素敵じゃないか?」
「たしかに」
女の子と一緒にいたので、バラを渡すと良いなぁと思っていたため、
「Grazie」と言って階段を降りようとすると、
「気持ちは?」とかなり強気で反応してきました。
つまり、バラを渡したから、その代わりにお金をくれと言うこと。
しかも、ある程度の金額を言わないと納得はしません。
(これは私がニューヨークで思わず行ってしまった失敗で分かっています。)
そのため、その場を後にするために、バラをお返しし、丁重に断ってきました。
それなら、街のお花屋さんなどで新鮮なバラを買って彼女に渡した方が良いですよね。
みなさんも、バラを持って来て手を出したら、
気持ち(10ユーロくらい)かかるので、気をつけてくださいね。
ブレスレットを勝手に渡してくる
コロッセオに来た時です。
ある人が、私に話をかけて来ました。
「You wear nice shoes.」(君、素敵な靴を履いているね)
実は、この声のかけられ方、初めてではないのです。
バチカン市国を歩いている時に何度も話しかけられました。
見知らぬ外国で、親しげに、笑顔で話しかけられると、
思わず、私たちはニコニコっと心ゆるんでしまいがちです。
そこに、ブレスレットを手首につけてきて、10ユーロ迫る手口なのです。
実際、私の近くにいるヨーロッパ系の男の子がお金を払わされているのを目撃。
そんなのを横目にしていたものですから、
「Grazie.」とあしらうと、
今度はなんと、その男の人、思わぬ行動に出たのです。
ブレスレットを投げて来たのです。
みなさんはどうしますか?
私はすかさず・・・
身をかわしました笑
そして、ブレスレットは地面に「カチっ」と音をして落っこちたのです。
投げた本人、ドン引きです笑
まさか、受け取らない人がいるとは。。。
受け取りませんよね。だって売り込みですから。
欲しいものではないわけですもん。
それでどうなったか?
私がその落ちたブレスレットを拾って、彼に投げて返しました。
すると、彼が
「Thank you.」と言ってお礼を言いながら、笑顔になってくれていました^^
なんだか不思議な瞬間でしたが、
ブレスレットは絶対もらわないように、と思った瞬間でした。
次は、ブレスレットをまきつけられちゃった場合はどうすれば良いか?
次の記事で公開していきますね。
楽しみにしていてください。