感謝してます。
前回、代々木ゼミナールの夏期講習を受けて西きょうじ先生に出会い、
京都大学を無謀にも志したことをお伝えしました。
もちろん、E判定のオンパレード。
今日は続きのお話です。
- 偏差値が高い=良い大学、良い大学に行かなきゃと思う
- 高いところが一番、という偏った価値観がありました
- 志望校選択の際は、すべて高い偏差値の大学を狙った
- 整体に行くとヘルニア寸前と言われ、頭の中ではベートーベンが流れてた
偏差値が高い=良い大学、良い大学に行かなきゃと思う
突然、高校3年生の時に京都大学を志すことに。
でも、僕にとってはハードルが高すぎました。
E判定のオンパレード。
京大模試では問題が解けず、白紙で提出。
「京都大学に合格したいならZ会の京大コースだよ」
と言う友人のススメでZ会にも入ったのですが、解説を読んでもほぼ意味がわかりません。
どうしたものか・・・
今思えば、志望校選択が間違っていたのです。
偏差値が高い=良い大学、という価値観がまだまだ残っていました。
あれだけ、進学校=良い高校ではない、と身を以て体験し、不登校まで経験していたのに、それが抜けていなかったのです。
高いところが一番、という偏った価値観がありました
中学校でオール5を取り、地元で一番の進学校に通っていた。
さらに、中学校では剣道でも全国大会に行って良い成績をおさめていた。
すると、「自分は特別なんだ」と思う節があり、
進学校に通っていて、どうせ目指すなら高いところ、という意識は抜けません。
その当時の僕は、偏差値至上主義でした。
一番偏差値の高いところを狙う。
自分の実力を知らないし、
自分が本当に行きたい大学もわからない、
唯一あったのは、偏差値が高い、高いところが良い、と思う価値観だけ。
一つの価値観しか知らない自分が陥ったワナでした。
そこからはなかなか抜けきれませんでした。
さらに、剣道を10年間もしていたので、
「迷ったら辛い道を行け」
「我慢、忍耐だ」
そのような習慣も染み付いており、その偏差値至上主義に拍車をかけていました。
(決して剣道がわるいのではなく、私の過去の習慣や教えからそのように捉えてしまっていました。)
志望校選択の際は、すべて高い偏差値の大学を狙った
センター試験の私立大学受験では、立命館大学の偏差値が一番上のところを選択。
センター試験では奇跡的に今までの最高得点を叩き出しましたが、あと一歩で及ばず。
そのあとは、上智大学の偏差値の一番高いところを受験。
こちらは何の手応えもなく撃沈。
受けたところはすべて偏差値が高いところ。
これでは行きたい大学が分からず、さらに浪人も待っていました。
さらに、私の身体がもう悲鳴をあげていたのです。
整体に行くとヘルニア寸前と言われ、頭の中ではベートーベンが流れてた
テストの問題を解くと、いつも、なぜかベートーベンの「運命」が。
ジャジャジャジャーン、という音楽が流れて、問題が解けないという不思議な現象が起きていました。
まともに問題が読めない・解けない状態です。
精神的にかなり限界だったのだと思います。
さらに、腰が痛くなったので整体に行くと、「ヘルニア寸前ですね」と言われました。
体力的にも限界でした。
2月の時点で1つの大学にも受かっていませんでした。
もう、1年浪人は無理。勉強も無理。
八方塞がりの時は、上だけ空いている・・・斎藤一人さん
この言葉は当時は知らなかったのですが、悩むことで気づきが生まれる、と言うのは不思議とその通りなのです。
僕にも、ある方法で道がひらけます。
ヒントはふと立ち寄った近くの「コンビニ」にありました。
続きは次回に。